今回は、中学受験と習い事の両立についてのお話です。
中学受験をするご家庭は、小さい頃から習い事も熱心に取り組んできたのではないでしょうか。
中学受験に向け習い事を辞めるタイミング
我が家も、バレエ・ピアノ・お習字・テニスなどを幼稚園児の頃から習っていました。しかし、5年生にもなると塾通いも増えるため、曜日の調整も難しくなってくるのですよね。発表会がある時期なんて更に地獄です。結局、5年生の夏前には習い事を全て整理し、塾だけに一本化してしまいました。
習い事を続けるメリット
・好きなことならストレス解消になる。
・集中力がつき、スイッチの切り替えがうまくなる。
・学校や塾以外の友達と交流できる。
・レベルを維持し、受験が終わってからも活躍が期待できる。
習い事を辞めるメリット
・習い事に使っていた時間やお金を、受験勉強に充てることができる。
・送迎している場合は、塾だけになるので親がめちゃくちゃ楽。
・発表会等のイベントに振り回されずにすむ。
・子供が受験のことだけに集中できる。
どうやって辞めることに行き着いたのか
うちの子供たちの場合、塾通いが習い事の感覚でしたので、「一番好きな習い事=日能研」があれば、あとは辞めても構わないといった感じでした。ただ、これがサッカーのレギュラーだったり、そろばんやスイミングの〇級を目指してるといった場合には、なかなか辞めるタイミングが難しいと思います。
娘の場合も、バレエだけは次の発表会で良い役をもらえそうなところまで来ていたので、本人も私もかなり揺らぎました。辞める決心をした一番の理由は、「バレリーナを目指しているわけではない。」と思ったからです。
10年後の子供を想像した時に、バレエは続けていないだろうと・・・。本当にやりたいことなら、受験が終わってから再開すれば良いのだと、あまり深刻にならず決断できました。結局、中学に入ってからは部活も忙しく充実した毎日を送っていたので、バレエを再開する日はやってきませんでした。
まとめ
習い事を続けるか辞めるかは、その子次第だと思います。ただ、私の周りのご家庭では、難関校に受かる子ほど最後まで習い事は残していた印象です。やはり時間の使い方がうまく、体力もあるのだと感心してしまいました。
子供本人の意思を確認しつつ、親が誘導しつつ(笑)良かれと思う道を選んでくださいね。
『あなたが子供のために、良かれと思ってした全ての判断に、間違いは何ひとつない。』(高島大)