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長かった中学受験勉強。気が付くともう6年生の秋ですね。入試本番まであと100日・・・だんだんと不安が募ってきます。
親は小6の秋が一番辛い
私の場合、子供たち2人が中学受験をしていて、振り返ってみると小学校6年生の秋が一番精神的にきつかったなと思っています。
中学受験で小6の秋が辛い理由①
過去問の点数が合格点に達しない。
一般的に、過去問をやり始めるのは9月以降。しかし過去問を始めたばかりのこの時期、まだ問題形式に慣れていない子も多く、満足いく点数はなかなか取れません。親御さんは焦りますよね。
中学受験で小6の秋が辛い理由②
我が子の実力、現実と向き合わなくてはならない時がきた。
いつか伸びると信じていた・・・でも、その「いつか」は、やってこないかも知れない。第一志望校に合格をもらえないかもしれないという不安が、毎夜押し寄せてきます。
中学受験で小6の秋が辛い理由③
子供が受験を他人事のように捉えている。
入試本番まで100日をきっているのに、まだやる気スイッチが入らない。イライラする毎日です。
中学受験で小6の秋が辛い理由④
そろそろ小学校や周囲の友達への根回しを考えなければならない。
「中学校進学アンケート」(公立へ行くか私立を考えているか)を提出するのもこの時期。中学受験をするのかしないのか、学校への意思表示は意外とストレスなんです。
安心してください!終わらない登山はありません
私の場合は、12月頃になると自然と腹をくくることができ、「早く入試が終わらないかな~。春休みはどこに遊びに行こうかな~。」というモードに入りました。
過去問は12月頃に完成する
以前、『過去問のスケジュール~いつから始めるべき?~』という記事でも少し触れましたが、過去問は早い時期から合格点に達することはあり得ないのです。問題形式に慣れ、演習を繰り返していくうちに、だんだんと受験のテクニックが身に付き点数が取れるようになります。冷静に考えてください。赤本に記載されている合格者平均は、最後の追い込みを終えた・・・つまり受験生の学力がピークの時期のものです。我が家の子供たちも、第一志望校の合格点を超えたのは12月以降でした。
学力は入試当日まで伸び続ける
6年生後期の偏差値は上がりにくいという話を、『偏差値が下がっても中学受験を諦める必要なんてない!』という記事で書きました。模試では学力が伸びていないように感じる子も、実際はメキメキと伸びています。それは、過去問の取り組みからも見えてくるのではないでしょうか。不安に負けて、第一志望を変える必要もありません。
子供が受験を自分事に出来るのは入試初日
子供が模試とは違う異様な雰囲気に気が付くのは、なんと入試本番当日です。子供はこの時初めて、受験を自分事として捉えることができます。仕方ないよね、経験したことがないのですから。その対策としてコロナ禍前は、5年生が入試会場に下見に行ったりもしていました。でも、我が家も連れて行きましたが、あまり意味は無かったようです。
授業参観や保護者会の時がチャンスです
2学期の面談や保護者懇談会の時など、学校へ足を運ぶチャンスがあれば、受験する旨を担任の先生に一度お話をされた方が良いと思います。「入試の時は欠席が多くなり、ご迷惑をお掛けすることもあるかと思いますが・・・。」といった感じです。この辺りの学校へのアプローチについては、こちらの記事→『【中学受験】入試直前の1月から小学校をお休みするのはあり?』にまとめています。
後悔のないラスト100日を!
小6の秋は、親御さんにとって不安やストレスが溜まる時期。でも、お子さんも少なからずその空気は感じとっているはずです。今大切なことは、お子さんと自分のメンタルを整えること。たまにはカフェで一息ついて、うまくリフレッシュしながら冬に向かって頑張ってください。
ゴールはもう目の前に見えています。
あと100日を後悔のないよう駆け抜けてください!