中学受験が終わるとすぐ塾に入るご家庭もあれば、しばらくは部活等に集中しつつ、のんびり学校生活を楽しむといった方針のご家庭もあります。
塾はいつ頃から行き始めるの?
我が家の子供たちが通っている学校のアンケートによると、6~7割の子が高校2年生から大学受験塾へ入塾しています。このデータだけをみると、高校2年になってから通塾を始めればよいのだと思ってしまいますよね。娘が通っていた高校の場合、大抵のお子さんが高2から「大学受験塾」に行き始めることは事実です。しかし、現実的には通塾していない子でも、中学生の頃から個別指導、もしくは英語教室に通っている子がほとんどでした。この英語教室というのも、ゆるい英会話とかではなく、東大合格者をバンバン出しているガチなやつです。
中高一貫校は塾が不要は本当か
基本的に中高一貫校はカリキュラムをしっかりこなしていれば塾要らずです。しかし、成績が伸び悩んでいた娘は、中学3年生から大手予備校の集団塾へ行っていました。最初は何教科かとっていましたが、結局高校2年生からは英語のみ、他の受験科目は学校の授業だけでカバーすることができました。しっかり現役で合格を勝ち取ったので母親的には大変良かったと思っていますが、当の本人は、中学受験で入学先が決まった瞬間から塾に行っておけば良かったと、今でも言っています。ずっと焦りや不安があったようです。
中高一貫生は英語に気を付けて
公立組に比べ、英語に関してだけは中高一貫組の子たちが不利になると言われています。高校受験というイベントに参加していないため、危機感を持って英語の勉強をしていないからです。英単語を覚え込んだり、長文読解を大量にこなしたり、受験でもしない限りなかなかできませんよね。積み上げが必要な教科になりますので、親御さんは気を付けてあげてください。最近の大学受験の難易度、尋常じゃないですから・・・。