受験が終わり、入学準備をすすめていく中で、ちょっと考えてしまうのが学校への寄付金。みなさんどうするのかな?寄付って何口するものなのかな?ママ友たちにも気軽に聞ける話でもないので、なかなか悩ましいです。
学校への寄付はした方が良いのか
2人を私学に入れた私が出したその答えは『あわてて払わずに、初年度は様子を見て』。
「寄付は学費と同様、払うのは当然。」という方もいれば、「任意なので払う必要はない。」とお考えの方もいます。それぞれのご家庭の経済状況や常識は違うので、どちらが正しいとか間違っているとか、明確にできるようなものではありません。
余裕のある方は、気持ちよくお支払いができると思います。でも、「入学金を払ったばかりだし、今年は厳しい・・・。」と頭を悩ませているご家庭もありますよね。学校さんによっては、任意と言いながらも名前と金額を公表して強制的にとりたてるところもあるようです。怖いですねえ。ですので、ある程度、進学する学校のリサーチは必要かと思います。
私立中学への寄付金の実態
ちなみに、我が家の子供が通う学校のお母さま方は、
「子供がお世話になるのだから、寄付は当然。喜んで振り込ませてもらいます。」
というご意見が大多数でした。・・・・・・が!学校から配布された寄付金に関する資料をよく見て計算してみると、実際にご寄付をされていたのは、全体の2割程度のご家庭。みなさん上手いこと周りに話を合わせていたのかも知れないな・・・なんて思いました。
すぐに寄付金を払わない方が良い理由
入学と同時に寄付案内がやってきますが、入学後すぐに払わない方が良い理由があります。
確定申告において、所得税寄付金控除の制度を利用できる可能性があるからです。ポイントは、対象となるのが入学した年度の1月以降になること。節税対策での寄付をお考えのご家庭などは注意してくださいね。
私立中学&高校への寄付は強制ではない
寄付はボランティアと一緒で、学校の発展のためにもした方が良いのかもしれません。しかし、寄付しなかったからと言って引け目を感じる必要もありません。多くの学校さんは寄付の有無について、現場の先生には知らせていないケースが多いので、お子さんが不当な扱いをうけることも絶対にありません。
寄付をする、しないは自由だと思います。