小学校5年生の冬。入試シーズンで塾もお休みになる頃。塾で歴史の勉強がすすんだこともあり、息子を京都&奈良旅行へ連れて行くことにしました。私の大好きな東大寺の大仏を、息子にもみせてあげたいと思ったのです。実物は圧巻ですからね。
東大寺の大仏とご対面
東大寺に着き、ワクワクしながら大仏殿に入りました。
相変わらずのオーラをまとった大仏が鎮座しています。
d(´ω`*) 「ほら、思った以上に大きいでしょ?」
(´-ω-`) 「???」
ヾ(o´∀`o)ノ 「すごいよね!」
(ο´・д・)?? 「???どこ?」
(; ̄Д ̄)「目の前に大仏さま居るじゃん!」
(゚Д゚≡゚Д゚) 「?????どこ?どこ?見えない!」
小学生の息子には、想像をはるかに超える大きさの大仏。視野に入れることが難しいようでした。
(; ̄Д ̄) 「すごく大きんだよ。上の方にお顔があるからよく見てごらん。」
しばらく沈黙が続き
( ̄□ ̄;)!! 「・・・あー----っ!居た!うわぁ、デカ!!!」
私の想像をはるかに超える大きさのリアクションでした。
聖武天皇の想いを馳せる
そして、しばらくの間ジーっと大仏を眺めたあと、息子が静かにつぶやきました。
「ねぇ、ママ。聖武天皇は、仏教の力で国を治めようと、本気で思っていたんだね。」
百聞は一見にしかず。
肌で古の風を感じることができたなら、連れていった甲斐があります。
机上の大仏だけではわからなかった。実物に触れる経験って大事ですね。
息子の言葉に、感動してジーンとしてしまった母です。
歴史を好きになるきっかけって、こんな体験からなのかも。
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