勉強時間の確保にも限界がある。今回は、4科目のバランスのお話です。
中学受験は社理より国算
中学受験は4教科、勉強の配分って難しいですよね。塾の先生に言われた事はありませんか?
「今はとにかく、算数と国語に時間を割いて下さい。」
「社理を本格的に頭に入れ込むのは、6年生の夏以降で充分間に合います!」
中学受験で社会と理科はいつから勉強を本格化させる?
もちろん、志望校やお子さんの学習状況によって、どこにウエイトをもってくるかは違います。
例えば、御三家狙いのお子さんなどは低学年の頃から4教科バランスよく積み上げていかないと間に合わないでしょうし、逆に低偏差値(日能研偏差値30前後)のお子さんでしたら、まず勉強の効果が出やすい社会で自信をつけるというやり方もあると思います。
でも、まぁ結論から言うと、我が家の子供たちの場合、本当に間に合いました。
何故6年の夏からで偏差値が上がるのか
『メモリーチェック』は7月~12月にかけて、社会は2回、理科は4回程繰り返し(7~8回やる子も居ます)、間違いが多く記憶が定着していない苦手分野はプラス2回くらい。
8月頃試しにやってみた過去問はボロボロでしたが、12月頃にはどの志望校も8割以上とれるようになっていて、社理に関しては特に心配なかったです。
『メモリーチェック』は優秀です。これさえ完璧にやっていれば、他の教材なんていらないくらいです。
勉強の合間にサクッとできますし、お子さん自身でも計画が立てやすいのが良いですね。
ただし・・・
暗記が苦手な息子の場合
息子は勉強が嫌いで、繰り返しの作業が苦手!暗記ものには苦労しました。
そこで、我が家が導入いていたのが、『サピックスメソッド社会コアプラス―中学入試小5・6年生対象』です。
コアプラスがお勧めの理由①
面倒臭がりの子供にとってハードルが一つ下がる
こまごまとした解答をみながらの答えあわせって、結構面倒じゃありませんか?
これはページの右側に解答が書かれているので、答え合わせがサクサクっとすぐにできちゃいます。かなりの時短になりますよ。
コアプラスがお勧めの理由②
1問1答形式の要領で気軽にできる
書く作業が面倒な子供には、まず音だけで頭に入れることができます。
電車の中でも、勉強前の準備体操代わりにも、サクッと記憶できちゃいます。
一つ壁を超えることができれば、次は漢字で人名が書けるようになろう!って次のステップに進むことができますよね。
息子の場合、社会はメモチェよりコアプラスをボロボロになるまで使用しました。面倒くさがりの子が、よく頑張ったと思います。テキストの相性って大事ですね。
社会と理科の偏差値を上げるために
社理が6年生の夏以降で間に合うためには、日々の授業をきちんと聞いていることが大前提となることは間違いありません。授業のなかで歴史の流れを把握したり、化学反応を憶えたり、授業内である程度頭の中に入れておくこと。それを定期試験前だけで良いので反復すること。
それができているお子さんでしたら問題ないと思いますし、塾の授業が楽しめていれば大丈夫だと思いますよ。
「見て」「聞いて」「アウトプット」この3原則を大事にして欲しいです。
参考になりましたでしょうか?(;^ω^)